2020.08.09

いじわるだけど本当は優しい、癖ありなイケメン王子と繰り広げる、王道青春ラブストーリー!『青春ヘビーローテーション』水瀬藍【おすすめ漫画】

『青春ヘビーローテーション』

水瀬藍先生の新作『青春ヘビーローテーション』が2巻同時発売で刊行されています。
さっそくあらすじをご紹介しましょう。

高校受験の日、緊張していたところを助けてくれた榛名くんに一目惚れをしてしまった奈緒。高校に無事入学してみたら、なんと榛名くんと席が隣に!

幸先良いスタートに心躍りっぱなしの奈緒でしたが、榛名くんが告白してきた女子をこっぴどく振っている現場を偶然目撃してしまいます。「オレのこと好きって言う女子、嫌いなんだよね。」と言い放つ彼に、つい「一生榛名くんを好きなんて言わない!」と宣言してしまい……というストーリー。

言葉とは裏腹に

とっくに気になって好きになりかけているのに、思わず本人に対して「好きだなんて一生言わない!」と宣言してしまうという、自分の発言に苦しめられる系のお話。

席は隣で毎日顔を合わせる環境。しかも女子嫌いのはずなのに、奈緒に対してはなぜだかしょっちゅうちょっかいをかけてきます。さらには榛名の友達たちにも気に入られて、イベントの団体行動でも一緒になったり、同じ部活に入ることになったりと、奈緒の宣言とは裏腹に、やたらと榛名くんを意識するシーンが多発。

頭ではダメだと分かっていても、心はどんどん惹かれていって、あっという間に手遅れに。

LOVEなのかLIKEなのか

榛名くんはハイスペック男子で女子からも大人気なのですが、女子に、特に自分に好意を寄せる女子に対してとにかく冷たい

佇まいからはクール系男子っぽくも見えるのですが、奈緒に対してはかなりいたずらな性格で、挑発的にいたずらを仕掛けることもしばしば。この「ちょっかい」が、どういった気持ちから来るのか読めないところがまた魅力というか、明らかに好意なんだけれども、その好意が「LIKE」なのか「LOVE」なのかが全く見えない。この辺のさじ加減が絶妙なんですよ、全く。

青春てんこもり

タイトルの「ヘビーローテーション」の本来意図しているところはよくわからないのですが、キャラクターといい、起きるラブイベントといい、少女マンガのテンプレ=王道を行くようなものが次々と投入されてくる印象なんですよね。なので勝手に、青春ならではの疾走感だとか、王道イベントがたくさん出てくるって意味合いで受け取ってます。

極端な話、「好きだと言わない」と宣言してしまったという以外は、取り立てて特徴的なところって無いんですけれども、「何か起こりそう」を期待したくなるようなベタなイベントがテンポよく絶え間なく訪れるので、べらぼうに読みやすいし、読むごとに面白味が積み重なっていく。

これは実績のある水瀬先生のなせる業とでも言いますか、あっという間に読み終えること受け合い。たぶん2周3周も余裕でしょう……ああ、これもまた”ヘビロテ”

夏休みのヘビロテマンガの一つに、こちらも加えてみてはいかがでしょう。

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いづき

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