2021.09.27
高校生の同級生の再会ラブ。中学教師×メンヘラカフェマスターという、完全に鈍感な中学教師が受に絡めとられる案件!『結城くんの嘘つきな恋』丹野ちくわぶ【おすすめ漫画】
『結城くんの嘘つきな恋』
高校生の同級生の再会ラブです。
卒業式の日に泣きそうな顔で「好きだよ 廣瀬の事……」と告白されたのを、友達としての「好き」だと思って軽く流したら、大人になってから大惨事というお話です。でも普通、卒業の日に同性から好きだって言われても注釈がなかったら友情の話だと思うよねたぶん。
学校も最後ならしんみりした口調にもなるだろうし、よほど空気読める子じゃないと察するのは厳しいと思うのです。
その後は何事もなく、廣瀬は進学で上京し、念願の教師になって地元に戻ってきてこの同級生と再会します。
相手は借りた部屋の大家で、1階の喫茶店でマスターをやっているというこの展開。偶然の再会からの距離がとても近いです。おとなしい黒髪眼鏡だったはずの結城は、髪が銀髪になり、寂しくなると行きずりの男を部屋に連れ込んで裸でよろしくやってしまうという、かなりヤバい方向に変わっていました。
しかも事後の現場にたまたまやってきた廣瀬に、
「俺の裸見て興奮しちゃった?」
と言いながら迫ってくるのです。
久々に再会して間もない同性の元同級生にこんなことされたら、どんな人間だってパニックになるし、次にどんな顔して話せばいいかわからなくなるものではないでしょうか……。大に小にと再会してからとにかく結城に振り回される廣瀬ですが、結局どんどん気になり始めて気が付いたら好きになっていたという流れに乗ってしまいます。
結城のことが理解できないのに、いつの間にかはまってしまうのです。気持ちがなくてもいいからとにかく抱いて欲しいって迫られて抱いちゃう時点で既に落ちてますよね。
結城は自分のことをメンヘラじゃないと主張していましたが、本物は自分の状態を冷静に把握などしていないのです。立派なメンヘラぶりなので安心してメンヘラを名乗ってほしいと思います。
とはいえお互いいい大人なので、本人同士さえ良ければ末永く幸せにイチャイチャしてくれて何の問題もありません。
なんかよくわからんうちに相思相愛になって幸せそうに裸で仲良くするようになってくれたので、良かったねえと思いながらラストの肌色シーンを楽しませていただきました。ごちそうさまです。
©丹野ちくわぶ/海王社