2018.03.29
松浦だるま原作の映画『累 -かさね-』に追加キャスト発表&特報映像公開!
「イブニング」(講談社)で連載中、「第19回イブニング新人賞」優秀賞も受賞した松浦だるまによるサスペンスドラマ『累 -かさね-』。同作の実写映画の、追加キャスト、第一弾ポスタービジュアル、特報映像が一挙発表されました。
『累 -かさね-』は、醜悪な容姿を持ちながらも卓越した演技力を持つ少女・淵累(ふちがねかさね)が、亡き母が遺した、キスをした相手と顔と声を入れ替える事が出来る魔法の口紅を使って、舞台女優の道を歩んでいくサスペンス作品。
実写映画は2018年9月7日(金)に公開が予定されており、主人公の累役を芳根京子さんが、累が入れ替わる相手・ニナ役を土屋太鳳さんが担い、人気女優2人によるW主役となることで話題を呼んでいました。
今回発表された追加キャストは、横山裕(関ジャニ∞)さん、檀れいさん、浅野忠信さんの3人。横山裕さんは、累とニナに愛されその対立を生むきっかけとなる新進気鋭の演出家・烏合零太役、檀れいさんは累の母でその美貌と演技力から「伝説の女優」と呼ばれる淵透世役、浅野忠信さんは透世の過去と口紅の秘密を知る元演出家・羽生田釿互役をそれぞれ演じます。
特報映像
追加キャストコメント
横山裕
僕が演じる烏合の役柄は、舞台にかける一切妥協しない強い情熱を持っている演出家です。とっつきにくいタイプと思われがちですが、新星のニナが現れて心を揺さぶられていく姿が、とても人間らしくて僕自身も好きなキャラクターでもあります。ラブシーンに関しては、ここまでガッツリなのは今までになかったので、新しい経験をさせていただきました。
土屋さんと芳根さんの演技に対する熱量の高さ、本当に現場でひしひしと感じ、この映画『累』の世界観に皆さんも圧倒されると思います。朝ドラを主演したお二人の芝居熱と、俳優陣の化学変化を是非ともご期待ください。
檀れい
私の演じる淵透世は伝説の女優として亡くなっている人間ではありますが、随所に透世を愛する人々の様子が描かれているので、彼女の存在の大きさを感じていました。透世は劇中、とても怖く、立ち位置、役割は本当にホラー的だな、と思いながら楽しく演じていました。美しさを求めるあまり起こる悲劇を是非楽しんでもらえれば、と思います。
浅野忠信
自分の演じた羽生田釿互は自分勝手な人物。「見たい」という欲求のためだけにふたりの少女を振り回している。でも、最終的に勝つのはだれなのでしょうね?土屋さん、芳根さんについてはとても豊かな才能を感じました。土屋さんは努力を欠かさないし、芳根さんは現場での吸収力がすごい。もし自分が女性に生まれて、彼女たちと同世代だったら、激しく嫉妬していると思う。その二人が一人二役、二人一役を演じているところはこの映画の一番魅力的なポイントだと思います。
映画情報
映画『累 -かさね-』
2018年9月7日全国ロードショー
スタッフ
・原作:「累-かさね-」(講談社「イブニング」連載中)
・監督:佐藤祐市
・脚本:黒岩勉
・製作:フジテレビジョン
・配給:東宝
・製作プロダクション:共同テレビジョン
キャスト
・丹沢ニナ:土屋太鳳
・淵累:芳根京子
・烏合零太:横山裕
・淵透世:檀れい
・羽生田釿互:浅野忠信
ほか
原作情報
©2018映画「累」製作委員会, ©松浦だるま/講談社