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2018.03.05

【まとめ】周りに人がいたら要注意!? ニヤニヤがとまらない少女マンガ

してますか? ニヤニヤ。いいですよね、ニヤニヤ。

マンガを読んでいると、ついついニヤニヤしてしまうこと、ないでしょうか?

スポーツもので主人公の努力が報われる時、バトルもので狙い通りの逆転劇が描かれた時……。
ニヤニヤできるシチュエーションやジャンルは幅広くありますが、何より一番は恋愛ものにおけるニヤニヤでしょう。そして恋愛と言えば少女マンガ

というわけで今回は、読んでいるとついついニヤニヤしてしまう少女マンガをご紹介したいと思います。

『ラストゲーム』

ここ数年で一番ニヤニヤできる少女マンガといったら『ラストゲーム』(天乃忍/白泉社)をおいて他に無いのではないでしょうか。

父は大手リゾート会社の社長、勉強も運動も出来て、見た目も良い……そんな超完璧少年・柳の前に現れたのは、勉強・運動で柳を圧倒する女子・九条。初めて味わう挫折に、彼女への雪辱を誓う柳でしたが、いつのまにやらその想いは……という、小学生時代からはじまって大学生までの、長い長い片想いを描いたラブコメディ

ハイスペック少年・柳の空回りっぷりが、この作品の魅力。なんでもスマートにこなす彼でしたが、難攻不落の鉄仮面女子を好きになってしまったがために、こと恋愛においては極めて残念な男子へと変貌してく様子が面白い。
あの手この手で九条の気を引こうと奮闘するも、相手にしてくれない、興味を持ってくれない、こちらのアプローチに気づいてくれない……。そんな環境に慣れすぎてしまったために、ちょっとしたことで浮かれたり勘違いしたり、そして真相を知って物凄く落ち込んだり、実に多様な表情を見せてくれます。

そんな感情の落差の激しさが笑えるのですが、九条との付き合いが長くなるに連れ、徐々にその想いが通じるように。しかし今までの不幸な状態に慣れすぎたため、いざ嬉しい瞬間がおとずれても「いやそんなはずはない」と疑心暗鬼になってさらなる空回りが発生するという悪循環。

このハイスペック男子が、ただの童貞男のように女子の一挙手一投足に一喜一憂する姿というのが本当に可愛らしく、まずニヤニヤ。さらに想いが通じはじめるご褒美的展開が加わってさらにニヤニヤと、とにかく1巻から最終巻まで、ニヤニヤしっぱなしの“極上のニヤニヤ少女マンガ”でございます。

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『朝まで待てません!』

『ラストゲーム』と打って変わって、こちらはとにかく恋愛攻撃力の高い大人な男性からのアプローチにニヤニヤしましょうという作品。作者はこれまたニヤニヤ度の高い『キスよりも早く』田中メカ先生です。

『朝まで待てません!』(田中メカ/白泉社)は、青年マンガ誌の編集者・順平が、完全無欠と呼ばれるライバル誌の美人編集者・夕子と出会い、恋と仕事の両方で急接近するオトナお仕事ラブコメ

ヒロインの夕子は華奢なカラダとは裏腹に、実に堂々とテキパキ動く、クールな女性。表情もあまり変わらない、寄り付く隙の無い、極めてガードの堅い女性です。そんな彼女に好意を抱くのが、青年マンガ誌の編集者・順平。こちらは夕子とは正反対の性格で、いつもニコニコ朗らかで、実に物腰柔らかに多くの人から好かれる人たらし。それでいてしっかり仕事は進める、やり手の編集者です。

一見頼りなげな順平ですが、そのほんわかとした雰囲気で巧みに距離を縮め、ここぞという時にズバっと思いを伝えるものだから、ガードの堅い夕子もなし崩し的に順平のペースにハマってしまいます。普段クールに過ごしている女性が、恋愛で慌てふためき赤面する姿のなんと可愛いこと。
加えて身体的接触もそこそこ多く、それがまたニヤニヤを生み出してくれるのですよ。

ちょっと大人な、実に幸せな雰囲気を存分に味わうことのできる、今最もオススメしたいラブコメの一つです。

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『ふつうの恋子ちゃん』

ここ最近の少女マンガのトレンドとして、明らかに付き合っていい段階にあるのに、ずっと引っ張ってなかなか付き合わないというものがあるような印象です。実にじれったい関係が続くわけですが、裏を返せば「付き合う直前の幸せな雰囲気」を、これでもかと味わえるとも言えるわけで、とにかくニヤニヤするにはもってこいなんです。

この『ふつうの恋子ちゃん』(ななじ眺/集英社)はその最右翼とも言うべき作品で、互いの気持ちは明らかなのに付き合わないってのを3巻ぐらい引っ張りました素晴らしい。

物語の主人公は、「ふつうであること」をモットーに生きる恋子。恋愛で失敗を重ねる母のようにはなりたくない、けれども恋愛を一切しない姉のようにもなりたくない。だからこそのふつう。決してイケメンではない、普通の男子と、つつましくも幸せに付き合いたい。そんな彼女の前に現れたのが、クラスでも最上位に属するイケメン・剣くん。あろうことか自分の家のお店でバイトをすることになり、急接近。
優しくて意外ととっつきやすい剣くんを、意識するなという方が無理な話で、恋子は自分の信念とは裏腹に、どんどん彼に惹かれていきます

恋子はハイスペック男子との恋愛ははじめて。一方の剣くんも、その見た目とは裏腹に、中身は女の子慣れしていない普通の男の子。そのため互いにどう触れ合い、アプローチして良いかわからない。けれど好きという気持ちは確実に募り、想いばかりが先に進んでいってしまう。

相手の気持ちに確信が持てないなか、臆病な二人は少しずつ自分の気持を伝え、互いの気持ちを確かめる。このムズムズとする”確かめ合い”が延々と続き、そのたびにニヤニヤの波が。この付き合ってもいないのにのろけているような甘い甘い不思議な空気感を、心ゆくまで楽しんでください。

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『ひるなかの流星』

ラスト1作、何を選ぼうか迷ったのですが、男子目線で『ひるなかの流星』(やまもり三香/集英社)を。ニヤニヤポイントはどこかというと、魅力たっぷりな噛ませ犬がふと報われる瞬間です。

物語は、田舎育ちの女子高生・すずめの都会生活を描いた青春ラブコメディ。独特の感性の持ち主であるすずめを巡り、教師の獅子尾と、クラスメイトの馬村とでの三角関係が形成されます。

フォーカスしたいのは、クラスメイトの馬村。物静かなイケメンで、女子慣れしていなくて、がっつくことなく誠実に辛抱強く待つという、実に素敵なキャラクター。で、その魅力というのが、噛ませ犬らしく不遇であればあるほどに滲み出るというタイプなんですよね。
あからさまに物語は獅子尾とすずめを中心として進んでいき、馬村は着々と噛ませ犬への道を進んでいくわけですが、物語が中盤以降に差し掛かると、徐々に報われだすという展開に。

噛ませ犬ファンというのは報われ慣れていないので、ご褒美的展開になっても困惑・警戒するわけですが、それが積み重なっていくとさすがに警戒を解いていくわけです。

そしてご褒美的展開が訪れるたびに「え? え? これ期待しちゃっていいんですか?」「え? え? こんなご褒美あって良いんですか?」と、気持ちの悪いニヤニヤが止まらなくなるという。
馬村という噛ませ犬が好きでないとニヤニヤ出来ないという、間口の狭さはあるのですが、噛ませ犬ファンからするとドンピシャでニヤニヤできる珠玉の一作となっております。
そして最後の最後どうなるのかは、物語を読んでのお楽しみ。

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いかがでしょうか。ニヤニヤしすぎて、思わぬ表情になっていたりするので、これらの作品を読む際は一人自分の部屋で読むことをオススメします。

ではでは、良いニヤニヤマンガライフをお過ごしください!

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この記事を書いた人

いづき

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