2020.07.15

究極の南国褐色スク水中学生少女に、興奮を抑えられるわけがない!『もいもいスイスイ』しでん【おすすめ漫画】

『もいもいスイスイ』

究極の南国褐色スク水中学生少女に興奮を抑えられるわけがない!

性癖一本槍なスタイルが心地いい、褐色少女への愛情全振りな作品が誕生した。

全身きれいな褐色肌。行動は素朴で、思考は純粋。南国出身ゆえの高い露出度、素足。活発で人並み外れた体力。一分の隙もない、究極褐色少女像だ。

オトナになるための修行として日本にやってきた14歳の女の子スイは、白石冬真(しらいし・とうま)と雪菜(ゆきな)の家にホームステイすることになった。スイが到着して早々に、高2の冬真は心がムンムンし始める。スイの存在は思いっきりツボだったようだ。

文化のズレに慌てるスイを見ては、ニヤニヤしながらスマホで写真を連写。それどころか欲望がとまらず「ふぇへひぇははひひーっっっ」と錯乱しながら抱きつく有様。

スイは日本の文化をほとんど知らない。雪菜と一緒に中学校に編入したスイ、何もかも知らないことだらけ。カルチャーギャップにあたふたするスイの様子を見て、白石姉妹のみならず周囲の人間はみな、彼女に骨抜きにされていく。

作者のしでん先生は成人向けマンガや同人誌でも、日焼け褐色とスクール水着の組み合わせをライフワークのごとく描き続けている。

今回の作品でももちろん、この2点を決して手放さない。褐色肌はともかくとしてスクール水着をどこに出すのか、さすがに無理か? と思っていたらものすごいウルトラCを繰り出してきた。

スイの地域では、ぱんつを穿く習慣がない。白石姉妹は古いぱんつを彼女に穿かせようとするも、下半身の違和感でスイは落ち着かないらしい。試行錯誤の末、スイが選んだのはスクール水着

「おお…! 身体が引き締まります……!! スイはこれが気に入ったのです!」

以降、中学校に制服で通う際もぱんつの代わりにスクール水着を着用して登校……スクール水着が必須アイテムとしてこの世界観で成立してしまった。拍手を送るしか無い。

暴走の度合いが異常な冬真のドタバタもとても楽しい。隠し撮りは当たり前、スクール水着のスイを下から撮影する、スイと一緒に中学校に通う雪菜に動画撮影を任じるなど、どんどん度が過ぎていく。

スイは純粋なのでなにもかも一生懸命。であるがゆえにミスも多い。失敗して泣いていたスイを冬真は抱きしめて励ますが、実は抱きつきたかっただけで興奮してスイの肌をすりすり、匂いをすーはー。

なかなかのダメ人間度を誇る。同時に、読者の中の欲望を代弁してくれているようにも見える。そりゃ抱きついてすりすりしたいでしょうよ。

褐色南国少女崇拝が極まったこの作品、「かわいい」で終始することなく、1巻後半では「バブみ」にまで突入している。この様子だとまだまだ魅力の引き出しはつきなさそうだ。

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