2018.02.20
今井大輔によるSFオムニバスラブストーリー『セツナフリック』が発売
『ヒル』『クロエの流儀』『古都こと』の今井大輔による、SFラブストーリー短編集『セツナフリック』が本日2月20日(火)に発売されました。
本作は近未来の恋愛模様を描く短編集で、Webサイト「Champion タップ!」(秋田書店)にて掲載されていた作品。
第1話の「ラッキーポイント」で描き出されるのは、個人が持つ運が数値化され、またそのポイントによって自分の運勢をコントロールすることが出来るようになった世界。主人公のOL・坂下は、貯めた大量の運勢ポイントを使って気合いの入った企画会議での勝利を目論見ますが、さらに多くのポイントを投入したライバルが立ちはだかります。新人で最も運がないといわれる部下・高瀬と共に挽回を図る中で、彼の人生観に触れて…といったストーリー。
他にも、遺伝子で結婚相手を選ぶ世界「たかが運命」。完全監視の保育システム「完璧な保育」。自分で自分を介護する自己介護ロボット「ピンチヒッター」。そして禁断の疑似体験アプリ「セツナフリック」といった、表題作ほか描き下ろし含む全8編が収録されています。
また、週刊少年チャンピオン時の読み切りも「Champion タップ!」で特別掲載中です。
今井先生の週刊少年チャンピオン時の読み切りを特別掲載。
少年の切ない成長物語です。セツナフリック単行本は2月20日発売!
セツナフリック 特別読切 https://t.co/7IQJIteFq3 #ChampionTap pic.twitter.com/fjmDoLjEWv
— 今井大輔info (@imaidaisukeinfo) 2018年2月15日
さらに、来月3月1日(木)には、「COMICリュエル」(実業之日本社)で連載していた『こちら、あたためますか?』も発売予定。
本作はコンビニ「ローソン」を舞台にしたハートフル短編集。
店員やお店に訪れる客、毎話1人ずつスポットライトを当てながら、人と人のわずかながらも優しく温かな触れあいを描いた作品です。
オムニバスですが前後数話での登場人物の繋がりはあり、全体を通して日常の中で「小さく気持ちが動く」瞬間を切り取っていきます。
これら2作品の2ヶ月連続刊行を記念して、今井大輔による直筆サイン色紙をプレゼントするキャンペーンも実施されます。詳しくは各単行本帯にて。
2017年、日陰の犯罪漫画『ヒル』が電子でたくさん読まれていた時、作者はこんなにも陽の当たる平和な漫画を描いてました。そんな2冊です。…て思ったけど、そうでもないな。 pic.twitter.com/KDYvHJEJEj
— 今井大輔 (@dice_k_imai) 2018年2月18日
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