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2018.06.06

【日替わりレビュー:水曜日】『ガールズ×セクハライフ』河合朗

『ガールズ×セクハライフ』

それは女の子同士でもセクハラです!

明るくかわいい節原爽里(せつはら・さわり)。勉強もできる完璧美少女。ただ彼女の欠点が一つだけある。幼馴染の少女・不動岡清澄(ふどうおか・きよと)に対して、異常なほどのセクハラを働くこと

ちょっと触ってくるとかじゃない。スカートをめくってその中に顔をつっこんで太ももに頬ずりをする。いやもうそれセクハラ越えてわいせつ行為なのでは?

家がお隣だからと部屋に勝手に部屋に入って、寝間着を脱がして胸を揉む。
清澄が学校のトイレに入っているところを、上から覗いて来る。
お弁当を一緒に食べているときに、清澄のどストレートのハードキス。
清澄、あらゆるものが奪われちゃってるような。訴えられたら即勝てるレベル。

彼女も別に嬉しいわけではない。しかし彼女、微動だにしない。いわゆるマグロ。あと慣れていて気にしていない部分も多い。太ももをこすっても「爽里、歩きづらい」。胸をもんでも頭をぺしっと叩くくらい。
この反応だったら、思わず触ってしまうのもわからんでも……いやだめでしょう

ひたすらにガン攻めの爽里(物理)を描く微エロコメディ
話が進むにつれて、しっかりしていそうな清澄が割と抜けた子なのも見えてくる。むしろ友達として大事に思っている面がとても多い。
爽里が触りたいのは、清澄だけ。清澄が触られてもいいのは、爽里だけ。だからこのコメディはエロティックでも嫌味がない。

「ホンット爽里って…筋金入りのセクハラ魔だよね…
「よっちん(清澄)限定のね!

セクハラなのは間違いないが、この作品で描かれているのはスキンシップだ、と考えれば分かりやすい。爽里が女体好きなのはそのとおりだとしても、彼女がスキンシップを取りたいのは大好きな清澄だけ。満たしたいのは性欲だけじゃなくて、心

今後の問題は、爽里が一線を越えたいと願い始めたときだろう。現時点では「友人のスキンシップ」の範疇だが、どこかで「恋人のスキンシップ」を求めるようになるのか、あるいはそちらは一切興味ないのかが今後の物語のキモになりそう。

同じような一方的セクハラシチュエーションながらも、セックスすることを前提にガン攻めするマンガ『将来的に死んでくれ』と比較しながら読むのをオススメ。

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