2020.06.26

【インタビュー】『極主夫道』おおのこうすけ 「人に寄り添うようなマンガを描き続けたい」

不死身の龍そのもの? 『極主夫道』の実写版PVが700万再生を突破

──津田健次郎さん監督・主演の実写版PVが700万再生を突破し、話題になりました。素晴らしいクオリティで、津田さんが『不死身の龍』そのものでしたよね! あれは誰が企画したんですか?

西川:動画の企画は僕の方で考えています。津田さんは以前、弊社作品『GANGSTA.』のアニメにご出演くださっていて、繋がりがありまして。

『極主夫道』コミックス宣伝PVを津田さんと何本か作ったあと、次のPVの企画をどうしようか考えていた際に、津田さんの方から「実写版とかも面白そうですよね」っておっしゃってくれて。それだー!って思いました(笑)。

──実写版PVの収録の際は、おおの先生も立ち会ったのですか?

おおの:一応、監修ということで呼んでいただけましたが、もうみんな汗だくで撮影されていて。僕はただ黙って見ていましたが、ルンバのシーンで撮影した映像をモニターで見ていて、それが本当に面白かったんです。「これは絶対に良いものになるな」と確信しました。

ちなみにルンバのシーンの撮影では思うようにルンバが動かなくて、「ルンバNG」とか「ルンバ待ち」とかあって(笑)。ルンバも役者の一人でした。

──めちゃめちゃ面白そうな現場ですね! 木村昴さんが出演するラップバトル動画も面白かったです。

西川:僕の中でも「ラップ=木村さん」のイメージがあったので、出演していただければ面白くなりそうな気がしていました。木村さんのラップは圧巻でしたし、津田さんも初めてとは思えない、素晴らしいクオリティでした!

──マンガ以外の部分でも作品が活かされて、話題になっているのはさすがです! ちなみにTwitterなどを見てて、ファンからの要望も多そうだったのですが、将来的に実写ドラマ化、映画化なんて話も期待しちゃったり……?

おおの:ご期待に沿えるよう、がんばります……!(笑)

おおの先生と西川さんがオススメする注目マンガ

──お二人が最近、注目しているマンガがあったら教えてください。

おおの:パッと思い浮かんだのが、石黒正数先生の『天国大魔境』ですね。元々、石黒先生のマンガが好きなんですが、「終末の世界」の話なので注目して読んでいます。

やはりセンスがすごいので、よく作家さんと話をしていても「石黒先生の作品が好き」という話をよく聞きますね。

おおの:あとは、やっぱり遠藤達哉先生の『SPY×FAMILY』。スパイとか殺し屋とかの緊張感の中でバランスを取りながらコメディを入れてくる部分は『極主夫道』がやりたいことにも通じるんですが、僕にはちょっと真似できないセンスなので。あの可愛らしいキャラクターとか、羨ましいなって。

それと、最近ではないかもしれませんが、平本アキラ先生の『俺と悪魔のブルーズ』は僕が大学生の頃(2004年)に初めて読んで、構図のアイディアとか、映画的なタッチとか衝撃を受けた作品です。連載が中止されたり再開したりでまだ完結していないんですけど、できれば続きを描いて欲しいと願っています。

──『月刊アフタヌーン』率が高いですね! 西川さんはいかがですか。

西川:僕もまずは『SPY×FAMILY』ですかね。「家族」というテーマが好きですし、アーニャがひたすらにかわいい(笑)。

それと小西明日翔先生の『来世は他人がいい』は注目しています。『極主夫道』と同じヤクザものですが、恋愛の要素があったり、ドラマチックなんですよね。元々、ヤクザとかマフィアとかが好きなんですけど、そういう背景を持ったキャラのカッコよさが作品からにじみ出ていて、楽しく読ませていただいております。

西川:あと、乃木坂太郎先生の『夏目アラタの結婚』は死刑囚がヒロインというクセのある設定が面白いですね。このヒロインはいろんな表情があって魅力的で、「このコが本当に殺したのかな?」という謎も色々とありそうで。塀の中にヒロインがいるというのは斬新ですよね。

──お二人の注目作品、ぜひチェックしてみたいと思います。その他、おおの先生が影響を受けた作家、作品などありましたら教えてください。

おおの:子供の頃から読んでいたので、うすた京介先生と島袋光年先生の作品からは影響を少なからず受けていると思います。

現代ギャグマンガといえば、うすた先生という感じですよね。島袋先生に関しては「ギャグが思いつかなくなったらバトルに突入する」みたいな話がありましたが、ギャグとシリアスのバランス、話の作り方が上手いと思いました。

それと、やっぱり井上雄彦先生はすごいですよね。絵に関しては芸術的な側面も出てきて、マンガ家の域を超えているというか。筆でペン入れをしているので途中で握力が無くなりながら描いてるとか、そういう話を聞いたことがあります。井上先生に影響を受けた作家さんは多いのではないでしょうか。

読者やファンの方へのメッセージ

──おおの先生が漫画を通じて世の中に伝えたいこと、漫画に込める想いなどあればお聞かせください。

おおの:世の中に何か言いたいとか、そんな大それたことは考えていないんです。

「仕事から疲れて帰ってきた」とか「今日は嫌なことがあった」というような方にも読んでいただけて、ほんの少しの時間でも笑ってもらえたら。一瞬でも良いので、辛いことを忘れられたら。

そんな「人に寄り添う」ようなマンガを描き続けたいなって思います。

──素敵ですね! 西川さん、おおの先生がとても素晴らしいことをおっしゃっていますよ!

西川:はい。でも、この話、よく聞いてるんで(真顔)

おおの:よく言ってます(真顔)

──仲良しタッグ!! 最後におおの先生、読者やファンの方にメッセージをお願いします。

おおの:これからもっと『極主夫道』のキャラクターや世界観を広げていきますので、楽しみにしていてください! いつも応援、本当にありがとうございます!

──おおの先生、西川さん、本日はありがとうございました!

作品情報

第4回 みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞

『極主夫道』がトップ10にランクインした『TSUTAYA×comicspace「第4回 みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」』は、次にヒットする「ネクストブレイク作品」を読者投票で決めるマンガ賞です。結果発表ページでは、大賞作品や上位10タイトルに加え、一緒に投票されたタイトル投票が多かった人気作品をご紹介しています。

結果発表ページはコチラ!

サイン入り色紙を読者プレゼント!

今回のインタビューの実施を記念して、おおのこうすけ先生の直筆サイン入り色紙を1名様にプレゼントいたします!

下記の応募要項をご確認の上、どしどし応募くださいませ!

プレゼントキャンペーン応募要項

【賞品】
おおのこうすけ先生の直筆サイン入り色紙1名様にプレゼント

【応募期間】
2020年6月26日(金)~2020年7月26日(日)23:59まで

【応募方法】
以下の2点の手順にしたがい、ご応募ください。

コミスペ!公式ツイッターアカウント @comicspacejpフォロー!

②公式アカウントよりツイートされた以下のプレゼント情報を、「#極主夫道プレ」ハッシュタグを付けて、コメント付きリツイート

▼リツイートして頂くツイートはこちら!

★該当ツイートに、コメント付きRTインタビューへの感想『極主夫道』へのアツい思いを書いていただければプレゼントの当選確率がアップ!

★更に、漫画の口コミ情報サービス「comicspace」で書いた『極主夫道』のレビューへのリンクを該当ツイートに付けて、コメント付きRTしていただければ更に当選確率がアップ!

当選者へのご連絡

厳正なる抽選の上、当選者様のTwitterアカウントへDM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡いたします。

その後、当選者様には【住所・氏名・お電話番号】をご連絡いただくことになります。プレゼントの配送に必要な情報となりますので、ご協力を宜しくお願い致します。

注意事項

・当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
・当選に漏れてしまった方へのご連絡は致しません。あらかじめご了承ください。
・賞品発送時の紛失につきましては対応いたしかねますのでご注意ください。
・発送先住所は日本国内に限ります。
・当選権利の譲渡、換金は一切できません。
・転売を目的としたご応募は禁止させていただきます。
・応募内容に不明な点があった場合や当選後の連絡が不通となった場合、応募・当選を無効とさせていただくことがあります。あらかじめご了承ください。
・抽選に関してのお問い合わせにはお答えできかねます。あらかじめご了承ください。
・本キャンペーンは、「comicspace/コミスペ!」運営の株式会社comicspaceが主催しています。おおのこうすけ先生ご本人や、株式会社新潮社へお問い合わせ頂いても各位お答え出来かねますため、お控え下さい。また、本キャンペーンはTwitterおよびTwitter社とは関係ありません。
・応募時に記入いただく情報については、抽選および当選された方への賞品発送にのみ利用させていただきます。
・本キャンペーンは予告なく変更・中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

1

2/2

関連画像

この記事を書いた人

紳さん

このライターの記事一覧

無料で読める漫画

すべて見る

    人気のレビュー

    すべて見る

        人気の漫画

        すべて見る

          おすすめの記事

          ランキング