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2018.03.10

祝!アニメ化!『転生したらスライムだった件』伏瀬×川上泰樹 インタビュー

二大美人のシュナ派かシオン派で対立!?

───冒頭はモンスターばかりでしたが、いろんなタイプの美人が増えてきました。

編集:編集者と作家の間ではシュナ(朱菜)派かシオン(紫苑)派か、深い溝になっています(笑)

左:シュナ / 右:シオン

伏瀬:読者人気はおそらくシオンの方が多いと思います。シオンは好き嫌いが分かれるんですが、そういうキャラクターは人気なんですよね。

川上:シオンは沸点の低さが好き嫌い分かれそうですね。

───よくシオンがリムルを抱えた時に、おっぱいを頭に乗せるのがいい絵です。

リムルを抱えるシオン

川上:1巻のキャバクラシーンで、動いたら頭がぶつかってぽよよんてシーンがあったので、おっぱい乗せてもいいんだって気づいてからはちょくちょく乗せてます(笑)

名前をつけると強くなる設定は『DIABLO』からの着想

───魅力的な男性キャラもたくさん登場します。

川上:イケメンを描くのが得意ではないので、鬼人族は角が1本ならともかく、2本あるベニマル(紅丸)は描くバランスがすごく難しいんです。

リムルから名付けられた、ベニマル

伏瀬:川上先生の絵でベニマルの人気が、より高まっている気がします。原作の絵も受け入れられている感じで、どちらも好感触の印象を受けますね。

───鬼人族をはじめとして、名前を与えると強くなる、上位職になる設定はどこから着想されたんですか?

伏瀬:ゲームです。RPGで名前の付いている敵は強いので、名前を与えたら強くしようっていう逆の発想ですね。自分でも意識してなかったんですが、『DIABLO』っていう海外RPGのネームドモンスターが原点になっている気がします。

TVゲーム「DIABLO」(エレクトロニック・アーツ)

『DIABLO』にはユニークアイテムっていう特別な名前がついている強力な武器も出てくるので、名前付き=特別強いってイメージは、『DIABLO』から受けているんじゃないかな。

───ゴブタはいかがでしょうか。

お調子者で憎めないキャラ、ゴブタ

川上:描いていて楽しいです。困ったらゴブタっていうくらい、真面目なシーンではギャグ担当として動いてもらっています。真面目な話をしている後ろでゴブタがハクロウにしごかれていたり(笑)
何気に天才キャラでもあって、ギャップも含めてすごくいいキャラだなって。大好きなんですよね。

お二人のマンガの原点に迫る!

───昔読んでいたマンガを教えてください

伏瀬:小学生の頃に読んでいた『ウィングマン』はデザインが本当に好きでした。

『ウイングマン』(桂正和/集英社)

『コータローまかりとおる』は空手が好きだったので、その流れで『修羅の門』も好きになっていきました。

編集:どちらも俺TUEEE系ですね。

伏瀬:ええ、主人公が強いのがいいんですよ。当時の他のマンガではだいたいピンチが訪れるのに、『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』も主人公がどんな相手でも全然苦戦らしい苦戦をしないので、「マンガはやっぱりこれだよ、こっちの方が気持ちいいよ」って(笑)

他にも、『ダイの大冒険』『スラムダンク』『幽☆遊☆白書』など「週刊少年ジャンプ」はたくさん読んでました。あとは『金田一少年の事件簿』『はじめの一歩』も好きで、『ガラスの仮面』物語を作る上では読むべき作品だと感じています。

───最近おすすめのマンガは?

伏瀬『響~小説家になる方法~』です。これも俺TUEEE系ですね。

『響~小説家になる方法~』(柳本光晴/小学館)

アニメの『ガーリッシュナンバー』でもそうでしたが、ここでもまたラノベ作家が酷い目にあっているんです。あのラノベ作家、悪いことしてないのに蹴られるのだけがかわいそうで同情してしまう(笑)。あと最近は『いぬやしき』を全巻買いました。

川上:私も『いぬやしき』はアニメですごく泣いたんで、マンガを揃えようと思ってます。

『いぬやしき』(奥浩哉/講談社)

───そんな川上先生のマンガの原点は?

川上:中学生の時は『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』『雷火』など、藤原カムイ先生の画作りがとても好きでした。

『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版』(藤原カムイ,川又千秋/講談社)

また、『鋼の錬金術師』を読んで、こんな話の構成を作りたいって感銘を受けてました。

『鋼の錬金術師』(荒川弘/スクウェア・エニックス)

それから、カプコンの『ストリートファイター2』というゲームの絵も好きで、『鋼の錬金術師』の筋肉の描き方が共通するんじゃないかって。それは私が勝手に思い込んでいただけですが、絵もすごく好みでした。

───最近おすすめのマンガはなんでしょうか。

川上『紺田照の合法レシピ』『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』です。

『紺田照の合法レシピ』(馬田イスケ/講談社)

あと小説ですが、今は『シャーロックホームズ』を読んでいます。これまたカプコンの『大逆転裁判』っていうゲームが面白くて、シャーロックホームズを知っていたらもっと面白かったのではと思い、手に取ったら面白くてハマってます。

祝『転スラ』アニメ化! 原作者とマンガ版作者からの最新コメント!

TVアニメ『転生したらスライムだった件』ポスタービジュアル

───TVアニメ化が発表されました。今のお気持ちはいかがですか?

伏瀬:動きがついて声までつくっていうのが作者冥利に尽きます。こういう美辞麗句、みんな誰でも言うことなんですが(笑)、本心なので今から楽しみです。

川上:視聴者として、ただただ正座待機しています。もちろん録画もして、本放送もリアルタイムで楽しみます!

編集:秋から始まりますのでご期待下さい! そして『転スラ』の一番くじが6月から始まります。それに先んじて一番くじONLINEもスタートしています。さらにスマホのゲームも発表されました!

スマホゲーム『転生したらスライムだった件 ~魔国連邦創世記(ロードオブテンペスト)~』ロゴ

また、4月26日(木)発売の「少年シリウス」6月号からは『転スラ日記 転生したらスライムだった件』という4コママンガも連載開始になります。アニメ開始に向け、どんどん盛り上げて行ければと思います。

『転スラ日記 転生したらスライムだった件』告知イラスト(柴,伏瀬/講談社)

───それでは最後にメッセージをお願いします。

伏瀬:アニメ化がようやく発表になりました。ワクワクしすぎて執筆の手が止まりそうですって原作の担当編集にこんなこと聞かれるとまずいんですけど(笑)

岡霧硝先生による『転スラ』スピンオフのマンガ『転生したらスライムだった件 魔物の国の歩き方』も3巻まで発売されていて、今も連載中です。これからもマンガ版『転スラ』やアニメともども、原作の方もよろしくお願いします。

『転生したらスライムだった件 ~魔物の国の歩き方~』3巻(岡霧硝,伏瀬,みっつばー/マイクロマガジン社)

川上:アニメに負けないように、原作の良さをこれからも出していけたらいいなと思っています。しゃべくり得意ではないのでインタビューを受ける度に緊張するのですが、ここまで読んでくださってありがとうございます。まだまだ広がる転スラの世界をどうぞお楽しみに!

───本日はありがとうございました。

TVアニメ情報

放送情報

TVアニメ『転生したらスライムだった件』
2018年秋放送開始予定

スタッフ情報

・原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー『転生したらスライムだった件』(講談社「月刊少年シリウス」連載)
・監督:菊地康仁
・副監督:中山敦史
・シリーズ構成:筆安一幸
・キャラクターデザイン:江畑諒真
・モンスターデザイン:岸田隆宏
・アニメーション制作:エイトビット
・公式サイト:http://www.ten-sura.com/
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

ゲーム情報

・タイトル:『転生したらスライムだった件 ~魔国連邦創世記(ロードオブテンペスト)~』
・対応:スマートフォン
・ジャンル:RPG
・公式サイト:http://ten-sura-game.com/
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
©2018 KICK-ASS, Ltd./© 2018 Gamegate, Inc.

関連商品

一番くじ

・商品名:『一番くじ 転生したらスライムだった件』
・発売日:2018年6月9日(土)より順次発売予定
・価格:1回620円(税込)
・取扱店:書店、ホビーショップ、ゲームセンター、アニメイトなど

※ラインナップ
・A賞:膝に乗せたくなるリムル様ぬいぐるみ
・B賞:肩に乗せたくなるリムル様ぬいぐるみ
・C賞:たくさんの仲間たちver. ラバーストラップ
・D賞:リムル様ver. ラバーストラップ
・ラストワン賞:スペシャルサイズ リムル様ぬいぐるみ

・公式サイト:http://bpnavi.jp/t/slime
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

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かーずSP

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